3月分バックナンバー



むこうから人が来ていると思い、



3月5日(日)

今日した事。洗車。部屋の掃除。エアコンのフィルター掃除。革靴を磨く。夕飯を作る。洗濯。


これからしようとしている事。入浴。アイロン掛け。ゴミ出し(若干、フライング)。お風呂掃除。


誰かもらってくれないか?



3月10日(金)

 本日会社にて仕事の電話をしている時に、ふと餃子を食べたくなった。食べたくなったら止まらない。Non STOP!Non STOP the GYOUZA!カッパえびせんにホントに河童(四国名物?)が入っているかどうかは別にして、中国四千年の歴史をこの胃袋に収めたい。なんだったら、治めても良いくらいだ。収まらんぞ、この猛き想い。


 電話もそこそこに切り上げ、会社の人を誘って餃子賢人会を開催。とりあえず京都に暮らしたことのある会社の人が「餃子といやあ、餃子の王将に昔から相場が決まっている」と言うので、ネットで餃子の王将をチェック。全国でチェーン展開しているらしく、最も近いと想われる店を探し、今度はそこの住所からマピオンにて駅からの行き方もチェック。


 どうやらその人から聞いた餃子の王将のイメージは、1.なにはともあれ安いらしい、2.一人1,000円分食べようとするのは困難らしい、の2点。ちなみに私の家には以前にホームステイに来ていたアメリカ人がいたことがあるのだが、かのアメリカ人はその前に大阪に少し居たことがあったらしく、しきりに私たちに向かって「餃子の王将は最高だ」を拙い日本語で繰り返していた。


 実際に行ってみて驚いた。餃子200円。ラーメンだのチャーハンだのも400円くらいだった。とりあえず今日のメインは餃子であるので、ふたりで5人前頼んでみた(←勢いだけ)。で余勢(余生?)で、チャーハンとヤキソバ。んでもってサラリーマンがラーメン屋さんに行ったときの定番たる、瓶ビール。もちろんコップは小さくてKIRINなどとロゴの入ったやつ。


 美味しかったっす。餃子パリパリで。さすがにこれだけ食べて2,300円とあって、オシャレな店構えとはいきませんが、そもそも誰もそんなモン期待していませんし。脇でお姉さんが猛烈な早業で餃子を作り続けてました。まるで世界の糸を紡いでいるかのように。死ぬほど食べて大満足な1日なのでした。もちろんユートピアなんてありえませんけど。




3月11日(土)

 昨夜の餃子で私のストマックに火がついたらしい(←浅野ゆう子主演)。朝起きたら、既におなかが空いていた。しかもめちゃめちゃギラギラしたものが食べたい。全てグリターなモノが金ならざるも、サイレントなシルバーの方が好みだったりするので問題なし。ない、ない、ない、なにもない。頭の中にも胸の中にもなんにもない。持たざるものを労働者と言うのであれば、その口はあまりにも大きく私を待ち構えている。


 とりあえず新宿に出向いて天下一品のラーメンを食することにした。あのラーメンにはスープは入っていない。入っているのはシチュウかポタージュの類である。原油としか思えないドロドロしたものがどんぶりの中に渦巻いているのである。人間の怨念とか業の一形態と言っても良いのかもしれない(←ウソ)。たぶん、夏の部活の後にいきなり飲まされたら喉から血を吐いて死ぬと思う(←たぶんホント)。


 そんなラーメンを大盛で。あげく餃子定食セットなので、餃子とライスつき。意外とまだ餃子熱が冷めていなかったらしい。全て平らげ、原油も全部のみ干し、そのまま中村屋にテクテク歩いて行ってカレーパンを2つ買って帰ってきました。もちろんいま食べ過ぎでおなか痛いです。人間ですもの、当たり前です。でもこの痛みが、人間として生きているっていう証拠だって今は思えるんです。




3月12日(日)

 私が料理を行うときにはたいていがインチキ料理と成り下がることが多い。そもそも一人暮らしをしていて、台所関連が充実しておらず、また作る量にも限界が感じられる中で、まともに料理を作ってしまってはあとで大変なことになる。一人暮らしを始めた当初はよくやってしまったのだが、同じ料理を夜になるたびに古式ゆかしき儀式・習慣のように口に運ぶのは愉快なことではない。


 したがって既製品にやや手を加える。これが私の言うインチキ料理。カップラーメンも単純にお湯を注ぐだけではもったいない(ちなみにうちには、カップラーメンの乾燥した具だけのパックが購入・安置されている)。中に岩のりを少し入れてみよう。うどん系であれば出来あがりに柚子の粉末を少々振りかけてみよう。カレー味のラーメンであれば、少しガラムマサラを混ぜてみよう。そんな調味料まかせのグルメがあっても良いと思う。


 今日は、カレーを食べることにしたのだが、当然ベースはレトルトカレー(DinnerCurry)。今回は小手先調味料だけではなく、もう一歩突っ込んでみることにした。で、材料にタマネギ。とりあえずタマネギを刻む。んでもって、炒めること15分。ベッコウ色になった頃に水を加えて10分ほどタマネギだけを煮込む。


 出来上がったタマネギペーストにインスタントカレーを加え、中濃ソース、ペースト状のニンニク、ガラムマサラを加えてひと煮立ちしたら終わり。なんだかまともにカレーを作っても手間暇変わらんような気もするが、それはそこ、ホラ1人前だけ作ることが可能になるから。あービックリしたー、きわどいトコ突っ込まないでよ。さあ、みなさんも調味料ライフへ突入だ(?)。



3月18日(土)

 誠に私的なことながら、会社で職場が変更になったので記念にワインを飲んでみました。スペインワインなのですが、それなりにそれなりな味がして(したような気がして)美味でした。ワインも奥が深いので、興味を持つと大変なことになりそうですね。金銭的に破産するか、肝臓を壊してしまうかどちらかです。


 コクの感じられるワイン、香りが高いワイン、素晴らしい光彩を放つワイン。ぶどうの種類・産地・シャトー・年代などがさまざまに絡んでいるらしく、残念ながら私には覚えられない。しかもボトルを見ても年代は入っているにしてもその他の情報が分からなかったりします。銘を見ただけでそれらが分かるのなら、とっくの昔にソムリエになってらーな。


なんの世界についても同じことは言えるのでしょう。プロフェッショナルに憧れます。



3月26日(日)

 家の近所で買ったワインがとっても美味でこれはヒットだと思い、トップサイトの画像まで変えてノリノリだったのですが、ふと前回の日記を見てみたら、同じくワインのことを書いていました。BBB(=Beam of BakaBaka)出しまくりです。というか自家中毒に陥っているとしか思えない状況にまで辿りついています。・・おかげさまで。


 仏蘭西の赤ぶどう酒らしいのですが、詳しい事はよく分かりません。とりあえずコートルセと書いてあるのですが、目薬でそんなのがあったような気がするというだけで何一つ分からない状況です。ちなみにその店には「年間400本しか製造していない、幻の品」となっているわりには20本近く並んでいました。虚偽表示か、金に任せて買い占めたのか、どちらにしろ誉められたもんじゃないかもしれません。


 なにはともあれかなり美味です。我が生涯で最良のワインかと思います。ツンと来ることはもちろんなく、バニラの香りが適度にして、ぶどうの味が口の中に広がる。色はかなり濃厚色です。飲みながらこの文章を書いているのですが、どうも書くよりも飲むの比率の方が上がってきてしまいました。皆さんも、どっかで見つけたらぜひどうぞ。







振り返ると、後姿が見えている



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