4月分バックナンバー





インド人が、驚嘆。





4月1日(土)

 最近気づいたことであるが、私の携帯電話はどうも簡易テレコ代わりにもなるらしい。ちゃんと「メモ」なるボタンがついているのだが、それはどうやら再生用のボタンらしい。だがあちこち押してみても、録音ボタンが見当たらない。しゃあねー、と取扱説明書を探し始めるが今度は取扱説明書が見当たらない。ああっ!


 どこをどう探しても分からなかったので、とりあえず電気屋に出向いてみたがたらい回しにされ、最終的にはドコモショップに行けと言われた。今度はドコモショップ探しに精を出す。あまりにも物を探しすぎていてそもそも何を探していたのかがよく分からなくなり、探しているものをテレコ的に録音しようとしたのだが、そのやり方を探していたことに気づいた。


 気づいたことに日常的な安堵感・幸福感をかみしめつつ、ドコモショップにて懇切丁寧に教えてもらった。この機能がなかなか使える。一般社会の中で何気なく歩いている時に、ふと思いつくことなんていくらでもある。作家や作曲家であればその場でメモを取ったり、専用テレコを持ち歩いていたりするのかもしれないが、たかだか「シャンプーが切れたので、購入のこと」なんていう案件をそこまでの扱いにするのもどうかと思う。


 ひとつ不満を言うのであれば、覚えておけるのが1メッセージのみであるということ。だからシャンプーが切れているのを録音した後でふと「そういや電話代払わないと」なんて思い出すと、いったんメッセージを確認してから「シャンプーと電話代」などと録音することになる。2つ、3つの案件であればいいが、5つを越えると新しい山手線ゲーム(←古い)みたいな様相を呈することになる。


 クリップボードを充実させて欲しい。覚えるのが苦手だから、テレコ代わりに携帯を使おうとしているんだから。




4月2日(日)

 何気なくパソコン関連のライトな雑誌を見ていた時にホームページ紹介のコーナーで僕の眼球を通じて脳幹全体に対する衝撃を与える見出しがあった。それは以前から興味があったにも関わらず、以前実行されずに来た検討課題。そう、それは「知能指数判定」。


 知能指数の判定って小学校くらいではちゃんとテストをやりましたよね。で、高校や大学とかくらいになってみんなでワイワイと「お前、知能指数ってどのくらいだった?」なんて話題が、給食でソフト麺が出たかどうかの白熱した議論の後くらいに箸置き的な位置付けで登場するものです。隠れている箱の数を含めて数えるのが苦手だったの、迷路は出口からといた方が賢いだのといった攻略法に始まり、最終的にどのくらいだったのかが自慢のタネになる。


 攻略法までは私もその盛り上がりに入れるのだが、実際の指数がいくつであったのか自分自身知らない。というか、うろ覚えではあるのだが、たしか検査は行うが生徒には教えないといった導入方法をうちの小学校では取っていたような気がするのだが、残念ながらその話しは携帯電話にも録音されていない。当然、みんなが「オレは140あったぜ」なんて話を遠くに聞き、聞かれた時には「オレは良いよ」なんて寂しいセリフで、思わぬ誤解を受けるというのがパターンだった。


 あまりに悔しいので大学生の頃にどっかの協会に電話をかけて、知能テストを受けたいと申し込んでみたのだが最低実施人数が50人と言われて断念した。試験時間が50分だとしたら、1枚につき1分でとかなくてはならない計算になる。さすがの私にもそのハンディは大きすぎると判断してのことだ(←バカ)。


 やってみての感想は「こんなに難しかったか?」というものだった。もしかしたら当時は小学生用を当時はやっていたのであって、このホームページ記載のものは成人用(X指定)なのかもしれない。時間は10分を目処に行うのだが、いきなり1問目でぜんぜん分からなくて8分も取られてしまった(←ますますバカ)。最終的に9分で終わったので、いかに1問目を考え込んでいたのかが一目瞭然である。アタマから軽く白い煙が上がっていたというのだから、激しいものだ。


えっ、結果?人間を数値で判断しちゃいかんよ。 そんなの下らん人間のすることだ。



4月8日(土)

 先日、思わず知らずにCD−Rを購入したのだがどうもこれが初期不良を起こしていたようです。IDEタイプのヤツを家に帰ってきて一生懸命つないでみたのですが、どうにもメディアを検出してくれず、なにも出来ない状況でした。何が原因だろうと考えてみたのですが、とりあえず13,000円でライティングソフトが付いて売っていたこと以外には思い当たることがありませんでした。


 当然バルクで購入したのですが、その脇に9,800円でライティングソフトのみが販売されていて、とっても蠱惑的な雰囲気を醸し出していたんですよね、マジで。しかもドライブ残り2台だったし。商品の前で難しい顔をして考え込んでいる青年が1人いたし。要はみんなが買っていると思わず、羽布団を30万円120回分割払購入するのとまったく同じ状況だったわけです。


 なにはともあれ動かないので、商品をそのまま宅急便で送って購入店にて見てもらうことにしたのですが、とりあえず何が起きるか分からないのでライティングソフトは送らず。あげくライティングソフトのオンライン登録までしているところは単なるアンチモラリストとしか言いようがありません。自分でも怖くなる時があります。


 先ほど購入店から電話があり、初期不良のため交換品を送付するとのこと。うーん、同一品がなければライティングソフトなしの商品を購入し直そうと思っていたのだが、そうはいかなかったようですな。ま、別に良いんだけどさ。好きなようにしゃべってやる。好きなように動いてやる。好きなように生きてやる。


オレがオレであるために。



4月15日(土)

 初期不良品を掴まされていたCD−Rですが、購入店での不良確認も無事(?)終了し、交換への運びと相成りました。おかげで、さっきからわけも分からずCDを焼いています。焼くものがないので、手元のデータを何度にも分けて焼いて遊んでいる状況です。ピーピングされていたら、たぶん遊んでいるとは思われないものでしょう。下手したら欧米あたりで「勤勉なる日本人」のルポに使われるカットにも相当しかねません。


 最近になって聞いた情報なのですが、CD−Rなどで焼いたCDというのはどうも保存性に優れていないようです。直射日光厳禁だという話を聞きました。別に陰干しじゃないとダメとかっていうことじゃなくて、そもそも光線に対して弱いようです。特に1枚80円とかっていうような激安メディアは激しいらしく、2ヶ月もすればダメになるとか。


 またまたーと思いながらも店の人に勧められたミツイ製のゴールドなるメディアを4枚と激安メディア10枚を購入しました。ゴールドの方は店の人が「こっちだったら50年は持ちますよー」などと笑顔で教えてくれたが、その激しすぎる差異はどうにもウサンクセーとしか言いようがない。だって300倍なんだもん。ちなみに値段は4倍程度。


 そのまま黙って帰ってくれば良いものを、なんでだかHDDまで購入してきてしまいました。MAXTOR製のヤツで10G、7200rpm、平均シークタイム9.0とそこそこのもの。トチ狂って40Gとかのヤツを買おうかなとも思ったのですが、絶対に使いきらないのが明らかなので止めました。ちなみにこれが重力だったらまず間違いなく死んでいます。いいとこドワーフでしょう。でもやっぱり速くて良いですよー。明日にでもCドライブにしちゃおっと。



4月23日(日)

 一人暮らしをしていてやはり一番面倒なのは食事の用意。平日の朝食は別に時間がないわけでもないのにウィダーインゼリーで済ますことが多い。もちろん身近でパンダが逃げ出しているわけでもないし、生肉持ってどっかに走り出すようなこともしていない。ただ単にパン焼いたりするのがめんどくさいだけ。一時期、バナナを買っていたのだがどうにもサルっぽいので止めた。


 全然関係ないですけど、電車の吊り輪に手を掛けるときに思わず知らず両手でそれぞれひとつづつ吊り輪を持ってしまうことありません?以前に友人に「サルってるぞ!」と忠告を受けたのですが、どうにも直りません。直らないどころか、変にサルってる自分に対する自覚が生じてしまったために恥ずかしさが出てくるようになってしまいました。これではまるで楽園に居を定めるアダムみたいなものです。


 土日はどこかに食べに行くのも楽しみのひとつになるのだが、やはり食べに行くとなると、@美味しいもの、A出来れば野菜などの通常摂れない栄養が配合されているものなどと考えてしまう。毎日のようにウィダーインゼリーを食べているのだから、表層的には大丈夫だと信じる心が存在し、また一方には現代科学を真っ向から否定する近代人のような頑迷な意識も存在している。まさにその葛藤。


 で、けっきょく今日はしゃぶしゃぶを食べに行きました。食べ放題のヤツ。しかも1人で。家から歩いて10分くらいのところにあるんだけど、およそ一人出来ているヤツなんていませんでした。しかも一人だから話をすることもなく黙々と食べるものだから、食が進む進む。途中から体が熱くなってきて、汗をかきながら肉と野菜を大量に捕食していました。



あー、食べすぎ。動けん。



4月29日(土)

 昨日は久々に遊んだ。19時には会社をあがり、20時にはお酒を飲んでいた。そして24時には店を変えて、25時にはビリヤードをやっていた。さらに26時にはボーリングを始めて、そのままなぜか3ゲーム。家に着いてみれば28時になっていた。さすがに疲れて、眠たかった。もちろんすぐに眠りについた。


大学生じゃないんだから・・・。遊ぶ前に9時間以上働いていたことを忘れている。結局昨日の活動時間内訳は、



通勤など移動時間:3時間(15%)

朝食・昼食:0.5時間(3%)

勤務時間:9.5時間(48%)

その他遊興:7時間(35%)


 うーん、内訳間違っているかもしれない。朝食と昼食をあわせて起きている時間の3%程度しか占めていないっていうのはどういう事なんだろう?およそ人間の活力源たる食事なのに・・。もっと言うと通常時には、このその他遊興の部分がなくて以下のようなポートフォリオになっていることが多いです。



通勤など異動時間:3時間(17%)

朝食・昼食:0.5時間(3%

勤務時間:13時間(74%)

その他遊興:1時間(6%


 明らかに狂っているな。しかもその他遊興の時間の中には入浴などにかかる時間が含まれています。活動時間単位で見ると上記のようになりますが、睡眠時間6.5時間を加味して考えると実質自由時間(朝食・昼食+その他遊興)の1日における比率は、わずか6%程度となります。18世紀のイギリス炭坑労働者がなんぼのもんじゃいっ!結核にでもなって郷里に戻ったらーな。







パリサイ人は、厳格。



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