朝からネットワーク環境の設定。こんな
6畳一間でネットワーク環境もないだろうとは自分でも痛感するのであるが、すでにそういう状況に陥っているのだから、やむをえない。5年くらい前に買ったアプティバだのその後に作った自作機(いずれもパーツを抜かれて、不完全なままに押入れに安置)だのにもつなぎたいなどと考えてしまいそうだが、それはまたそれ。
Win同士であれば簡単に接続できるだろうなどと舐めてかかっていたのだが、意外と苦労してしまった。しかも困っているのが新規に購入したLOOX側ではなく、今まで私の
信望ある右腕として活躍していたデスクトップ側だったりするのでタチが悪い。PCIバスに刺したネットワークカードがうんともすんとも言わず、そのくせドライバはしっかり認識している・・。だけどなぜかメーカー製ドライバが入らず、いつまでたってもマイクロソフト製。
泣きそうになりながら色々と試してみるうちに、ついにはダイアルアップアダプタがなくなってしまった。これってなくなったらどうやって復活したらいいのだろう?と考えていたら、なぜかネットワーク環境は構築完了。もちろんインターネット側には接続が出来ない状況(涙)。オレは贅沢なことを望んでいるのか?PCっつうのは、2者択一を迫ってしまうような
器の狭い、器量の悪い(←似てるけど違う)ヤツなのか?
取りあえずネットワークが構築されたのは喜ばしいことであるので、mp3ファイルだの、ユーティリティだのをまとめて転送。うーん、さすがに
100Mbps。700メガ相当のファイルも数分で転送終了。キモチ良い。これだけ転送速度が速いと、ローカルドライブに持ってこなくてもmp3などを聞くことは可能なようだ。動画もわりとちゃんと動いていたので、ますます感動。
HDBENCHなども試してみましたが、結果はこんな感じ。なんか得意分野と非得意分野(≠人喰い分野)がハッキリとしている様です。チューニングした部分と、それをしていない(出来ない?)ところの違いなのかもしれませんが、ファームウェアのアップグレードなどによって、もしかしてさらにグレードアップしたりしてなどと期待が膨らんでしまいます。
★ ★ ★ HDBENCH Ver 3.22 (C)EP82改/かず
★ ★ ★
M/B Name
Processor No Data 532.71MHz[GenuineTMx86
family 5 model 4 step 3]
VideoCard RAGE MOBILITY PCI (Japanese)
Resolution 1280x600 (16Bit color)
Memory 113,720 KByte
OS Windows Millennium 4.90 (Build: 3000)
Date 2000/11/04 16:01
HDC = ALi M5229 PCI Bus Master IDE Controller
HDC = プライマリ IDE コントローラ (デュアル
FIFO)
HDC = セカンダリ IDE コントローラ (デュアル
FIFO)
CD = GENERIC IDE DISK TYPE01
E = MATSHITA DVD-ROM SR-8175 Rev GK30
P = FarStone VirtualDrive Rev 0100
ALL Integer Float MemoryR MemoryW MemoryRW
DirectDraw
9134 18815 13646 19247 13464 24575
19
Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write
Copy Drive
374 9536 1173 23 13036 10411 1524 C:\20MB
さーて、ツタヤにでも行ってDVD借りてこよっと。
11月11日(土)
この土曜日はまたしても秋葉原に出没してみた。目的は私の購買意欲の充足ではなく、会社の先輩のそれ。なんでもノートパソコンを買いたいらしい。しかもありがちなことに何に使うのかの目的が決まっておらず、当たり前ながら型番はおろかメーカーすら
未定。こんな状況で今日の発見は何になるのだろう?あえてドンキホーテ的に言うのであれば、何を求めて旅に出るのであろう?
なにはともあれ、まずは量販店に出向いてみる。決まっているのはノートパソコンの購入ということで、秋葉原にダイレクトに出向くよりも量販店で10%キャッシュバックなどのほうが大きいということも十分考えられる。末恐ろしい世の中になったものよと
末世を呪ってみたところで、すでに世は明けている。黎明期など遠の昔に過ぎ去ったのだ。日本のあけぼのは既に笛を吹いているのだ。
おそらくこの時期というのは、PC業界にとっては微妙な時期なのでしょう。年末のボーナス・クリスマス・年末商戦を前にして、市場は新しい機種の投入を待ち構えている状況。メーカー側から新機種が出た瞬間に、今までの商品は
色褪せて見えます。なぜだか分からないけど、並べて見ると常にそう見えます。その瞬間的な見た目に惑わされずに、型落ちを購入するというのも一興。
これが大量消費社会に生を受けた者たちの視点なのだ。先代が作り上げたものをただ使い尽くし、破壊するために・・。
スクラップアンドビルド(S&B)のスクラップ担当という役割がいかに悲しく絶望的な仕事であるか、人はそれを見ないようにまた口の端には乗せないようにしている。それがスクラップ担当者の最低限のモラルと知ってか知らずしてか。
つうわけで、型落ちモデルを探してみました。ちなみに今回のコンセプトは、
サイバーテクノロジーショッピング。用意したのはおなじみ私の小さな巨人LOOXとデジカメ一台、そして携帯電話。店に入ってこれはちょっと良いかもと思われる商品があるたびに、デジカメでフォルムと価格をパチリ。あっちでパチリ。こっちでとばっちり(?)。
お店を回りある程度基礎資料が手に入った時点で、LOOXを起動してこれらを
DB化。機種ごとによる機能格差の一覧表および購入店による割引率ポイント変換率を表にする。これらを元にして先輩と
購入会議を開いて、それぞれの意見をぶつけ合い最終原案を作成。物が決定した時点で、日本における最安値の確認を行う。これは、価格ドットコムを中心に探ってみたのだが、安い店はあれども既に在庫なしとなっているところばかり。むむむ。携帯電話での確認作業も結局は徒労に終わった。
結局ノートパソコンは購入できず、なぜか
ATAPI接続の
内蔵CD−Rのみの購入となりました。意味が不明ながらも翌朝4時までCDを灼きまくり、それはそれは楽しい一日となったのでした。ちなみに量販店などで価格表などを写真で撮っていると怒られる可能性があります。確信犯としての自覚を持って、のぞんでください。
11月18日(土)
やはり最近の私の生活の中でもっとも大きな変更点といえば、映画。これに尽きるといっても良いほど、日常生活がコピーアンドペーストな毎日なんじゃないかという皆さんのお気遣いはうれしいのですが、
那須与一が打ち貫いた扇の中心よりも真中に当たり過ぎているので、逆にけっこう不愉快ということだけは押さえておいて下さい。
もとはと言えば、LOOXにてDVDを見れる環境を手に入れたということになります。もはや通勤に使っている殺人ラッシュの電車の中で一人マトリックスを見る状況です。ある意味本当に「
Matrix has you 」なんじゃないかといま気づいてしまいました。
白いウサギに導いてもらうを良しとするかについては答えるまでもありません。
既に、この1週間あまりでマトリックスとタイタニックを見てしまいました。家に帰ってからは一切見ていないので、完全に通勤電車内のみで
ミニシアターを気取っているということになります。タイタニックなんて3時間を越えている大作なので、5時間も電車内で映画を見ていることになります。母親に宿題やってからにしなさいと怒られるくらいに、見過ぎです。
車内の反応はといえば、一般的には
見て見ぬふりです(←日本人的ですな)。特に朝のラッシュ時には誰もが口には出さないけれども、なんだアイツは何をやっているのだ?という問いがシャイニングでなくても輝きます。まだ前に立っている人は、ワープロ?とでも思っているのでしょうが、横に座っている人が画面を覗いた場合とプラットホームで待っている人が窓越しに画面を見てしまった場合に、その好奇心が痛いほど刺さります。
一回子供が横に座ったときにはあまりに覗き込んでいるので、一緒にマトリックスを見ていました。
心温まるサイバーなひと時です。昨日とかは酔ったカップルが隣に座り、こちらがイヤホンで音声を聞いているので聞こえていないと思っているのか、「オレ、タイタニックの最後見てねー」などと言っていましたが、残念ながらエンディング前に駅に着いてしまいました。追っかけて来たら怖いので、スタスタとその場を去りました。
とりあえず次作はシックスセンスが用意してあるので、これに取り組みたいと思います。
11月25日(土)
最近の
DVD鑑賞状況をば披露。マトリックスとタイタニックを見るようになったという話については既に書いているので、その後。まずはシックスセンス。なんだか出てくる少年が妙に印象的。個人的にはヘルマンヘッセの車輪の下とかをあの少年に演じて欲しいように思いましたが、全くもってどうでも良いことであり、ここでそんな意見を吐露したところで何一つ変わるわけではありません。
そして次に見たのが、ハリソンフォード主演のエアフォースワン。おそらくはこの映画を見た人、誰もが感じることであろうが、出てくる大統領がムチャクチャ
強いです。大統領のくせ(?)に格闘したりします。なにを勘違いしたのか、テロリスト相手に殴り合いだの銃撃戦だのを繰り広げてしまうほどに強いです。既存の大統領概念をぶち壊す凄まじさです。いや、でも本当に面白かったです。
さらにその後にハリソンフォード繋がりということで、シックスデイズ・セブンナイツを見てみました。うーん。この映画は評価しがたいです。私の感受性が弱いのでしょうか?
どこが山場でなにを見せたかったのかが良く分からないままに、物語そのものが終了してしまいました。MPEG2ファイルが途中で途切れている(=ファイルの破損)じゃないかと思いましたが、エンディングロールは延々と流れていたので、そうでもないのでしょう。
んでもって、いま見ている途中なのが
アマデウス。なんだか一度くらいは見ていても良さそうな作品なのですが、縁がなくて未了だったので選んでみました。このままのペースだとDVD製作数を超えるのでは?そして私はダメ会社員の道をまっしぐらに突き進んでしまうのでは?いま、現在の私の悩みです(笑)。つうか、おまえ通勤の電車にどんだけ時間かけてんのだ(涙)。
11月26日(日)
なんだかいつのまにかうやむやになっているのが、
VBの開発について。いやいや、ちゃんとやってはいるんですけどね。平均して週に30分くらいは・・。LOOXの中にも開発環境を持ちこんではいるものの、いかんせん映画にうつつを抜かしているために全然進まない。むむむー、ここでも悪影響がしっかりと出ているのですね(一番の影響は、本を読めなくなっていること→おいっ!)。
ちなみにいま現在作ろうとしているのが、LOOXの
ランチャー。別にLOOX専用とすることもないんだけど、起動するアプリをある程度絞りたいということで、一応専用という位置付けです。ちなみに今の時点での出来あがり具合は、90%程度。既に個人的に使用している状況にあるのですが、機能不全のため公開できるまでは行っていない感じです。
ちゃんと設定ファイルを持たせて、登録を可能としている(起動できるアプリは9つで固定としているのですが、そのうち3つだけがオプション登録可能)のですが、これがまた自分の思いのほかの
動きをする傾向にあって・・。うーん、2週間くらいかかりきりでいじっていれば、そこそこ使えるようになるとは思うんだけどなぁ。いまはその気力がねー。
でも見よう見マネながらも、
APIを使っており、あらゆるアプリの前面に表示していたり、ウィンドウズを終了させるボタンを持っていたりと、なかなか本人的にはやりたいことを実現していたりします。ただそれが逆に自分では「使えている」という状況に繋がっており、なおさらに開発が遅れるという悪循環に陥っています。貧困→納税不能→社会的インフラの欠如→企業体の転出→就業率の低下による更なる貧困化と同じことです。
つうか、その前に
accessを使えるようになるんじゃなかったのかというカラダの芯を抉るような鋭利な突っ込みは、ご勘弁。
韃靼がやってくるー。