28歳の誕生日は楽しいと思っている時点で世の中が分かっておらず、あげく私は12月の31日に27歳になったところです。計算できないところも可愛くて仕方ありません。うちの弟さんなんてこの文章を読んで「『パソコンのカートリッジを4つもっている』などという自慢は、
的に戦争=ビジネスちゃんという考え方を早くも抱いているとんでもない11歳児であったのかの確認が取れていない状況です。前者であった場合にも、いつから道を反れたのかと考えるとより怖いような気もします。
このワタクシめ、一人暮しをしているために食糧事情が非常に悪い。朝はウィダーインゼリー以外は口にせず、夜はラーメン屋か牛丼屋くらいしか開いていないため、そこで済ませる。人間はこんなものしか口にしなくても生きていけるんだと、人間の
ニンニク好きなんですよねー。しかもガーリックトーストってかなり好き。日常あまり口にしていないということもあるけど、私が死んだときにはお棺の中にガーリックトーストを大量に詰めてもらって、
焼き場のあたり一帯を香ばしい香りでたち込めてやりたいというくらいに好きである。真っ白なお骨がほんのりとガーリック臭に満ちているというのもなかなかにお洒落であるように思う。
ちゅうわけで、ガーリックトーストを見つけて上機嫌で軽く鼻歌なんぞを歌いながら新しい缶ビールを開けつつ、トースターの中にガーリックトーストを入れてみた。ビールを飲みながら焼けるのを待っていると、とたんに辺りにガーリックの良き薫りが漂う。一人
インチキカメラマンの様に「良いねぇ、それ良いよぉ」などと訳の分からん相槌をトースターに打ちながらビールを傾けていた。
チーンという良い音とともにトースターを開けてみたら、中から白い煙りモクモク。おいおい、真っ黒のこの
炭質はなんじゃ?というわけで焦がしてしまいました。あまりのショックに何もする気になりません。もう寝ます。おやすみなさい(めちゃめちゃ)。
1月20日(土)
本日は、ゆっくり家ですごそうということで、昼からずっとネット環境漬。なんだかちょっと
乳酸菌が発生してしまうほどにしっかりと漬けさせていただいた。これならばイカの匂いが苦手なお子様でも大丈夫(?)。もりもり食べて、コンボのような乱暴者にでも荒くれものにでもなれば良い。ええい、いっそのこと飛行機が苦手になってしまえ。
取りあえずはNAPSTERを使って、最近の曲を落としてみようと思ったのだが、いかんせん最近の曲知らない。以前はその週のベストテンに入る曲がどんなものなのかは当然のように知っていたのだが、最近ではなにが1位なのかすら知らない。
市井の人ではないかのような状態である(誤読)。世界である。世界がテクノロジーの進化とともに我々個人の手には負えないほどに拡大したのである。
しかたないので、取りあえずTBSのカウントダウンTVのサイトにてなにがどうなっているのかを俯瞰し、それをチャートとしてNAPSTERを利用(赤チャート)。落としに落としまくること16曲。一体全体何をしているのだろう?と自問をはじめたのが夕方頃。やはり人間であるからには、反省・自省の念が必要。そこでレベルアップが生じるのである、それはもうまるで死にかけた後の
サイヤ人のように。
いつまでも同じ事をしていても仕方ないということでスパっとNAPSTERの方は諦め、ネットのうねりの中に身を投げ出してみた。海神の怒りをなだめるために身を投げ出したどこぞの
女人のような私が手に入れたものは、グヌーテラ。おいおい、変わってないじゃんという目新しいところの一切ない素人丸出しのエセ関西人ツッコミを自らに対して行いつつ、色々といじってみた。
グヌーテラというソフトは、同じくグヌーテラを使っている人のPC内にあるファイルを共有できるもの。NAPSTERと似ているが、NAPSTERがホストを必要として1点集中になっているのに対して、グヌーテラは個人対個人という位置付けになっているらしい。そのあたりはよく分からんが、少なくともNAPSTERがMP3に限られてしまうのに対し、グヌーテラは様々な種類のファイルを対象としている。つまりは
画像ファイルなどもやり取りの対象になるということ。
当然に
「低い」画像なども流通しまくっているわけだが、このソフト触ってみた感想は取りあえず遅い。対象を全てサーチしているからかもしれないが、動いてないんじゃないかと思ってあちこち設定を変えてしまうほどに遅すぎる。しかも設定を変え終わるまでにレスポンスが出ていればこちらも了解するのだが、設定変更を終えてしまうがために何が悪いのかを理解できずほとほと困り果ててしまった。もちろん理由が判明したときの方が困り果てたが・・。
あんなに時間をかけて、いったいなにをしようというのだろう?誰か使いこなしている人、います?まあ,気づいたらダイアルアップ環境なのに
100メガ分もダウンロードしていたんで、なにひとつ文句言えるような状況ではないんですけどね・・。
1月26日(金)
自分の仕事ぶりをこれ見よがしにひけらかして「ああ忙しい」などと吹聴して回るのは、あまり私の人生美学にそぐうものではなく、むしろ平然として振舞うことで
虚栄心を満足させているのだが、今の自分の状況はやはり蜂のように忙しいように思う。もちろん今の私の状況よりも忙しい人や、私よりも能率良くこなすことで仕事をうまく切り回している諸氏もいるだろう。
いま現在の私の生活は、朝7時15分に家を出て、帰ってくるのが夜1時程度。睡眠時間を削減されると、暴れたあげくに思わず何かを喰いちぎり(?)、千々に乱れるその恋心をまるで割れた鏡を見つめる思いで拾い集めるのが趣味であったあの頃を思い出してしまうのである。一面に広がる白き
平面にて、かあさんの声の聞こえる貝殻を見つけたあの子は本当に幸せなのだろうか?(まったく不明)
仕事を終えるというよりは、終電の関係で仕事を止めるという感覚です。おそらく定時ベースで考えれば二人分くらいは働いていそうです。単に時間ベースで考えれば、15時間弱ということなので頑張れば耐えられない時間ではないのですが、いかんせん睡眠時間が5時間では足りない(つうか、家で起きてる時間って朝夜合わせて
1時間15分!)。そりゃあ忙しいんじゃなくて、家が遠いだけじゃという話もありますが・・
午前中とかはまだ良いのですが、夕方も6時くらいになると一騎当千の眠りの国の魔王が空を切り裂くような叫び声を挙げながら、こちらに突進してきます(スペック的には
1000馬力)。そこで私はというと、企業戦士の一員として背中に「と」の字を背負って、船を漕ぎはじめます(渾身ダメじゃん)。
この間なんて、その時間帯に電話がかかってきて受話器を持ったまま一瞬間寝てしまいました。物を書いている時にふと意識がなくなって、気づくとフニャフニャで何がなんだか分からない文字と、最後に意識が途切れたと思われる
ブレーキ痕のような線が一筋。赤ん坊が物を食べながら寝てしまうその気持ちが良く分かります。
もはやまわりに黒いロングコートを着込んだ人たちが大量に見える時とかもあるのですが、太陽の調べはいくら耳を澄ませても聞こえてきやしません。人間が濁っているからなのでしょうか?最近では体の調子も良くなく、背中に激痛が走っております。先日なんて来客があって、打ち合わせをしている時にまるで
松田優作ばりに背中を押さえている私を見て相手が気味悪がること100万クローネ。
もはや背中痛くて、仕事の能率が落ちるほどです。フランスベッドさんのお世話になろうかしらん。
1月27日(土)
本日は、カタのつかない仕事にとどめを刺したろうと休日出勤。「
休日に会社に行くんだから」と、なぜか朝起きていきなりビール。会社に向かう途中で「
休日出勤なんだから体力をつけなきゃ」とよく分からない理由でうなぎを食す。会社の脇まで来て、「うーんやっぱり
休日出勤なんだからスタイルも大切にしないと」ということで、スターバックスに立ち寄ってコーヒーを入手。
余計なことばかりしていたので、会社で仕事をはじめたのが13時。18時には既に飽きて、会社を後にしたのだが、本人は「
休日出勤をした満足げな顔立ち」。そのまま以前から欲しかったバッグを探しに街へと繰り出す。なかなか気に入ったバッグがあったので、「
休日出勤をしたんだから、自分にプレゼントしなきゃ」という義務感で衝動買い(トップページのものがそれですが、いまいちカッコ良さが表現できません)。
それでもまだ私の中での
収支に折り合いがつかない。ということで何か美味しいものでも食べに行こうと、一人のクセしてなんだか創作料理などという小洒落たお店に降りしきる雪の中赴いてみる。中ではワインをガバガバと呑み、大好きなマグロのカルパッチョ、生ガキ、フォアグラのリゾット、うに・アボガド・トロ・イクラなどの寿司を食した。
フォアグラは、トーストしたフランスパンに付けて食べるのが一番と信じて止まないのだが、いくら創作料理の店とはいっても、初めて行った店で、「すいませんが、これ作ってください」とは口に出せなかった。私の中ではそんなことが出来るのは
海原雄山か、
松方弘樹くらいの大物だけだと思うのだが、いかがだろう?
しっかし、休日出勤は高くつく。
将来的には医学が許せば、冬眠したいと考えております。