2001年11月分バックナンバー





「飲む」を「呑む」と書いてしまい、




11月19日(月)



 ついに先日、ルーター購入。ワンルームの部屋の中にそもそもパソコンが2台置いてあること自体意味不明だと良く言われますが、お陰様でこのルーターによって2台同時にネットに接続することが可能となりました。えー、一人暮らしを営んでおりますので、ますます2台同時にネット接続する必要なんぞないのではないかという自己の声を無視して購入。克己心。




 もうちょっと勉強してサーバーを立ててみたいと思っているのですが、夢と妄想は広がるばかりです(笑)。



11月23日(金)



 まったくもって今更ながらの感が否めませんが、ナニワ金融道を読みました。えへへへへの全19巻。さすがに読み終わる頃にはアタマがボーっとして、リーディングハイ(↑)。「目が充血して泳いでいる(ブレスト)」、「上ずった声で意味不明の単語を並べる(並列)」、「カラダが宇宙(そら)のリズムにチャネリング」などは薬物中毒者の症状ですが、「目に見えないページをめくる」、「話している人物の右肩にフキダシを探す」、「崖から落ちる際に思わず目だけを宙に残す」というのは漫画中毒者です。



気をつけてしかるべし。




 街金(サラ金?)に就職したお兄さんがいかにして人に騙されずに、また巧み(←なんかイメージの言葉)に人を騙して生業を立てるかという話なのですが、エゲツないところも含めて興味深く、気付けば全巻読破していました。単行本を見ると第1巻初版が10年前のものとのことでした。当時けっこう話題になり、テレビでやっていたり、手形・小切手かなにかの解説書っぽいものを同じ作者が書いていたような記憶があります。



 課長島耕作とかも同じようなタイミングで、同じような取扱いになっていたような・・。なんか当時はそういう雰囲気が嫌いで、両方とも手を付けなかったんですよね。読まず嫌いというか、単なる天邪鬼という気もしますが、自己の感性を重視する芸術家タイプとも言えるのでしょう(←無反省)。関係ないですけど、山羊座に生まれA型の血液が循環している人間は芸術を嗜めないと聞いたのですが本当でしょうか?




生活はゴッホ並(?)なんだけど・・



11月25日(日)



 久々にごはんを自分で作ってみました。もともと家の台所が狭く(つうか、通路)、使い勝手も良くないので最近ではほとんど全く自炊はしていないのですが、「連休で暇を持て余したこと」「昨今の見るに見かねる栄養の偏り」が私をして料理人たらしめた。人間なんの因果で自分の天職を見つけるか分からない。いや、こんなところに転職が・・。



 でもって、私の挑んだ題材はカレー。んー、This is Indian cuisine! ( or Japanese? )



 ありふれた料理とあなどるなかれ。なんでもアメリカではカレーは高級料理。およそカレーのどこに高級感・気品があるのかを考えてみました。素材?じゃがいも、にんじん、たまねぎ。牛肉、鳥肉、豚肉。エビやイカ、帆立。せいぜい、本場でも豆。どれもあんまり高そうにない。いや、アメリカ料理での高級食材ってなに?いやいや、アメリカ料理ってなに?



 なんだろう?香辛料が高いのかなぁ?バスコ・・ガマの時代から、変わらぬモノの価値。すべてのモノに宿る資本主義的価値という神。太古の昔より人間は数字に置き換えられる基準を愛してやまない。いまさらのように偏差値偏重主義だぁ?収穫高、兵の数、国土の広さで何千年と競ってきたんじゃねーのか?カレーには、その数値の魔力から逃れたユートピアが広がっているんじゃないのかい?





お手上げー。








「住む」を「棲む」と書いてしまう私。




トップ アイコン
トップ