2002年4月分バックナンバー





アクション映画をみるつもりが、




4月13日(土)


 この4月から会社の直属上司が代わりまして、まあ別に誰に期待したりとかしているわけでもないのでどうだって良いのではありますが、変化のきわめて少ない日々を送っている身としては新たな上司の話題がのぼってみたりするわけです。そもそも他人の動向にあまり興味がなかったりするので当初はチョロチョロと流していたのですが、そのうちに話の種にしてみたくなったりするわけで・・。



 なんか知らんけど、ため息が多い上司なんですね。単に疲れているんだろうけど。それがまた「ふぅ」なんてかわいいもんじゃなくて、「ぶぇー」だの「んぐっ うぅぁぅうぉぉ」(←途中の發音が人をとても不安にさせる)なんて面白サウンドを奏でてるんです。いったい全体人間のどこのボタンを押したらこんな音が出て来るんだか見当もつかんのですが、それでも今日もこのため息(?)は続く。そりゃあ、50絡みなのに土日も仕事を強いられれば変な音も出ようというものだが、あまりに異常。



 噂はあっという間に広まり(←広めた)、そもそも彼の吐くため息はわずかながらも黄色かっただの、通常の大気と比して質量が大きいため足元に吐息が溜まっていただのと、どっからどう考えてもホラとしか思えない話があちこちで展開されています。そもそも臭素が強いため、吐息がオフィス机の上を少しづつ広がっていき席の近い人から次々に倒れた。さらに上司がそれらの倒れた同僚達を見て興奮して、胸をドラミングしながら雄叫びを上げたなんていうショッキングな光景までもが日常的に語られています。



 ちょっと、遊びすぎたと反省。



4月28日(日)


 毎度のことではあるのだが、またしてもハードコアな旅立ちを経験してしまった。時をさかのぼること2日、舞台は26日の夜へと移ります。ペンペン。いつも通りに夜も遅くまで労働力を提供し(どっちかっつうと、労働力を吸い取られている・・)、気の合う先輩殿と近くの居酒屋へ。話題はゴールデンウィークの過ごし方となるが、マジダメダメな私はドラクエシリーズをTから始めて何作解けるかとか、発光ダイオードをモノアイにしたザク作ってサイド7のジオラマで写真撮っちゃうだのと華やかさゼロの発想ぶり。



 これはマズいということで、先輩殿と別れてそのままレンタルビデオ屋に駆け込んでDVDを2本借り、家に帰るなり旅支度。出発は丑三つ時とも呼ばれる深夜2時。車を走らせること1時間半、不覚にも倒れんばかりの眠気が私を襲う。SAにて仮眠@90分。こんなに辛いんなら出発は朝にすれば良かったとか、せめて仮眠を取ってから出発すればと思ってももう遅い。呆れるほどにデカいトラックに周囲を囲まれて眠りました。昔は2日くらいは徹夜できたのに・・。いや、そんな生活が今の無理のきかないガラスのカラダを形成したのかも。



 結局目的地に着いたのは、朝の6時。荷物を運び込み、ビールを1本飲んだあとでまた眠り込みました。やってることはと言えば、読書か映画鑑賞か飲酒かのおよそ3種類です。昨日なんて、蕎麦屋に乗り込んで日本酒を飲みながら冷奴食べてました。どこに出しても恥ずかしくないほどの立派なおじいちゃんです。おかげで、酔いを覚ますために近くをフラフラと散歩している姿もビシっと決まっています。このフラフラ度合いが難しくて、度を越すと徘徊じいちゃんと呼ばれます。



旅に出なくても同じ事をやっていた気もする・・。









気づけばリアクション映画100%。




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