2002年7月分バックナンバー





たいへんだ!うちのカビキラーが、




7月17日(水)


 会社でとある部署で記載した稟議書を眺めていた時の話です。内容は会社で借りている駐車場を借り替えたいというものだったのですが、稟議書の当然の性格としてなんでそんなことをしなきゃならんのかということがここぞとばかりに盛りだくさんに書かれています。やれ今の場所はちょっと離れているとか、当地は雨が多くアスファルトで打った駐車場でないとなどといった書き手の想いがとうとうと述べられています。


 んでもって極めつけは「近くの車道に黒いベンツが常時駐車されており、アングロな人間が出入りしていることが推測される」。ほえっ?イングランドだかアメリカだかに多く見られるアングロサクソン人が出入りしているということかい?ホワイトアングロサクソンピープルで、WASPなのかい?もしかして、アングラ?どっちかというと、コングラチュレーションな人間のようにも思えてならん。


 まったくもって、どんなバカ会社なのであろうか?


7月21日(日)


 金曜日に「千と千尋の神隠し」DVDをローソンにて入手しました。映画では見ていなかったので楽しみにしており、やはりと言うかなんと言うか金曜日の深夜からDVD鑑賞アワー(ウキウキ、ウォッチング)。見終われば、3:50。私の人生は、睡魔との戦いの日々としか思えません。睡魔さんの方でも、ここまで戦ってくれば「コイツ、眠気を起こしてもダメだな」と悟ってくれても良さそうなものですが、なかなかそううまくも行きません(←気づけよ、オレ)。むしろ最近では睡魔の力がどんどんと強大になっていってます。


 映画の方は、宮崎ワールド全開といった感じで堪能できました。従来の作品では「風」にスポットが当たっているものが多かったですが、千と千尋は風に加えて「」にも重きが置かれていました。また、CGで描かれたとおぼしき映像も私には新鮮に感じられました。走ったり、飛んだりする映像なんかも迫力あってカッコ良いんですよね。ハクと千尋が走って逃げるところやカオナシから逃げるところなんかは繰り返して見てしまいました。


 今回見ていて感じたのですが、日本に存在していた八百万の神と唯一神は、同じく「神」という括りとしているがまったく異なっていますね。どちらが良いかということではなく、唯一神が精神的な規律であり訓戒であるとするなら、八百万の神とは自然そのものへの畏怖を表すもの。したがって、人間が火などというエネルギーを手にして自然を開発すると、八百万の神の力は相対的に低下する。夜の闇がないところには、八百万の神は棲めないのかもしれない。


 ちょっと話がズレますが、なんでも千と千尋のDVDを見た時に赤みがかって見えてしまうケースがあるようです。うちの環境では大丈夫だったのですが(私の目が既にダメになっているという可能性もありまするが・・)、これから購入する際には確認したほうが良いかもしれません。








カビている・・。




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