2002年10月分バックナンバー





ちちんぷいぷい、




10月26日(土)


 ようやっと、落ち着いて生活できるようになりました。ここ一ヶ月間くらいは、鼻血が出そうだったのですが、ようやっと静まりました。これから2週間程度は、人間に戻るためのリハビリテーションです。それにしても、なんでおんなじ血でも鼻から出るとカッコ悪くて、口から出ると美しく感じてしまうのだろう?また、同じ口から出るにしても血だと妖しく見えるにも関わらず、垂涎だと浅ましく見えてしまうのは何故なのだろう?


 思うに、鼻<口といった第一ソートキーが前提としてあり、ここに体液<血液といった第二ソートキーを加えると、上記の一般的観念が明確となっていくのではないか。この説明そのものには、なにひとつ価値はない。ごく自然に誰もが感じる感覚を文章・数式で示したところで、生まれるものは何もない。さらに、こういった捉え方には要素を見誤り、結果を読み違える危険性すら孕んでいる。


 私は世界を、秩序を、関係を、成り立ちを理解したい。だが、そのあまりに広い対象を目の前にした時に、私の人生はあまりにも短い。それゆえ、効率的に・素早く理解を図る必要があり、私はそれらをひとつひとつ学ぶのではなく、ある程度の範囲でカテゴリーを作り、そのカテゴリー単位で自分の中に吸収する。カテゴリーの括りには誤りが発生しうるものであり、誤りが発生したことに気づき次第、カテゴリーの取り方を修正する。また、その誤りが既存のカテゴリー体系に与える影響がないかどうかを確認する。


 どちらが正しいといった判断は、あり得ない。ただ、私はそれぞれが抱える目的に対する関係では、全ての判断は評価することが可能だと思う。なーんて、せせこましくめんどくさいことを考えてみました。いよよ、人間がちっこいです。







ゴロゴロどーん。




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