2003年9月分バックナンバー





目を細めて子供を見ていたつもりが、




9月13日(土)


 しばらくサボっていたVBいじりであったが、ふと思い立ってなんか作ってみようと思ったものの気づけばVB6.0自体がマシンにインストールされていない。Winの再インストール時にインストールしなかったのだろうが、そもそもいつから触っていなかったのかすら記憶にない。そういや、このサイトにランチャーを載せてたような淡い記憶が・・。いやー、確認してみて驚愕。前回にさわったのは2001年の初春のこと。いったい、いつじゃそりゃ?(高松の成人式で市長にクラッカーを発火させた年だそうで・・)


 あまりのひどさに呆れつつも、とりあえずインストール。とりあえず、ものの本を紐解き、失われた記憶を手繰り寄せつつ、特定のDLLがないと文字化けするという不備の発生していたランチャーに手直しを加えた。それが終わると何か新しいものを作りたくなり、圧縮・解凍ソフトにするかウェブブラウザにするかで10秒ほど考えたのだが、とりあえずブラウザを作ることに決定(あんまり大した根拠なし=いつも通り)。


 話は脱線するが、ホントに神様が大地だの人間だのを作ったのだとすると多分こんな感じの軽いノリだったんじゃないかと思う。んでもって、いくつものバージョンを作りまくって、あーじゃない、こーじゃないみたいにして、作りそこないみたいなヤツはガンガンにゴミ箱に捨ててるんじゃないかと思う。我々のこの世界がバージョンいくつなのかとても興味がある。まあ、どうでも良いけど。


 なんてことを考えながらやってたら、出来ました。ブラウザの出来上がり〜♪ とは言っても、IEのエンジンを借りてるので、あんまり大したことではないのだが・・。URLのインプットボックスと、おなじみの「戻る」「進む」ボタン。そして「お気に入り」のみの極めてシンプル構造。実行ファイルのサイズが32Kバイトというので、我ながらけっこう驚きです。しかも実は、その内の8Kバイトはアイコンイメージだったりして・・。手を入れたいところはいくつかあるので、また気が向いたらやります。



9月20日(土)


 なーんか、無気力症候群(=パワレスシンドローム←うそ)。勝手にテレビチューナーが録画している各種動画をチェックして、HPを見て回り、いつぞやいずこより入手したルパン三世TOKYO CRISISを見てたら、時は夜。近くの料理屋でチャーハンを食べて、帰ってきて寝た。いやはや、はっきり言って生産性ゼロ。ザ・消費者。途中で、たまにはゲームでも買いに行こうかと思ったけど、それも雨が降っていたので止めた。消費行動すらストップしてるし・・。ひどいな。



9月21日(日)


 無気力症候群継続中。気合がまったく入らず、仕事をする気にもならず。やることは溜まっていたが、起きてみたら雨が降っていたので外出中止。そのまま、読みさしのキャッチャー・イン・ザ・ライ(「ライ麦畑で捕まえて」の村上春樹訳)を読んでみる。昼すぎには読み終わったが、なにも無気力で困っている時にああいった退廃的なものを読むことはなかったと後悔。でも、以前に野崎孝訳で読んだ時に「この本はもう一度読まないといけないなぁ」と思っていた通り、読んで良かったと思う。


 たぶん訳者による違いというよりは、私にとっては2度読むべき本だったという感じがする。いや、3度読んだとしてもまた違ったものが得られるのではないかと思う。今度読むとしたら、村上訳と野崎訳と原書を突き合わせて読んでみたい。いや、そんなことをしていてホントに読み終えることが出来るのだろうかという現実的な心配をよそにして・・。まあ、野崎訳を読んだのは確か大学生の時分だったから既に10年近くも経過しているのであって、合わせ読みをするのは2010年代かもしれず。


 その後、ふと気になって古いFDを整理していたら、昔のいわゆるパソコン通信時代のログファイルが出てきて思わず読み入る始末。96年の春から97年の冬にかけてのもの。ちょうど大学生から社会人への移行期で、懐かしさ半分と恥ずかしさ半分で悶絶しながらNotePadを操る。いやいや、己の変化とはなかなか気づかないものだが、文章を見るといかにも幼稚で呆れ果てる次第。ま、良心的に考えればまだまだ進化の途中ということか。やれやれ、先は長い(←時間でなく距離が)。







他人には眉をひそめているように見えていたという衝撃の事実。




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