2003年11月分バックナンバー





魔女の宅急便というからには、




11月1日(土)


 先日、始めて無銭飲食というシチュエーションに遭遇しました。ちなみに私は行為者ではなく、観察者。夜中にラーメン屋さんにて小粋に麺を啜り上げていたところ、隣のおじさんがスクッと立って、そのままごく普通に店を出て行きました。皿を片付けにきた店員さんが厨房に向かって「お会計済んでる?」「いや、・・」というやり取りがあったところ、まずは片付けにきた店員さんがダッシュで追いかける。


 こちらが「ほぉっ!」と感嘆しかけた瞬間に厨房から他の店員さんたちが出て来る、出て来る。なんだかマトリックスのエージェントみたいな感じで少なからずの不気味さ加減を身にまとっていましたけどね。道を歩いていて、向こうからエプロンしたラーメン屋の兄ちゃんが5〜6人ほど必死な形相で向かってきたら、顔はプルプル、足はガクガク、顎がカクカク、エンジンブルブル絶好調という失態を演じかねない。いやはや、私は店内にいて本当に良かった。


 プロ野球の乱闘と一緒なんでしょうかね?皆が出て行った時にベンチに残っていたら許されないといった自治法があるのかもしれません。それにしてもラーメン屋さんって意外と店員さんが多いということに気づきました。 その後、ガヤガヤと店員さんたちが戻ってきて、先ほどのおじさんはお金を払って出て行きました。出て行く時の店員さんたちの「ありがとうございました。またどうぞ。」の妙に爽やかな挨拶が忘れられません。



11月3日(月)


 本日は夕飯後にテレビジョンなどを観ていたのですが、テレビ朝日にてIQを測定するような番組をやっておりました。負けん気1の私めも脇に日本酒の酒瓶を抱えながらの参戦。これは後になって気づくのであるが、番組は3時間近くに及ぶものであり、たぶん2時間程度は問題のみを延々と流し、残りが回答編であった。こんなにかかると思っていなかったので、終わってみれば酒瓶が一本空いており、あまり詳しくは記憶しておりませぬ。


 自己採点してみて、まあまあの成績だったので友人に「呑みながらやったけど、良い成績だったぜ!」とメールで自慢してみたところ、「30歳を目前にして独りで杯を傾ける程寂しいものはない。また、正直言って、その状況に気づきもせずにテストの点を自慢しているところを私は直視できない。また、酒に溺れる精神の弱さも哀れ。」という返信をいただきました。まっとうなご指摘の程ありがとうございました。ますます、酒が進みます(号泣)。



11月29日(土)


 本日は、夕飯に死ぬほど焼肉を食してしまい、そのむやみなエネルギーで解凍ソフトを作ってみました。あいもかわらずのVBベースですが、まあまあの出来ではないかと思います。エンジンはUNLHA32.DLLを借用しておりますので、LZHファイルの仕組みそのものにはまったく知識を抱かないままに作れてしまいました。なんというか、パッケージ化の凄まじさというか、私のいい加減さというかには果てがありません。


 まあでも、あんな僅かなコード(実際のプログラムコードとしては40行あまりしかありません)の癖に、UNLHA32.DLLの使い方の理解が難しく、結局は5時間近くもかかってしまいました。あげく、UNLHA32.DLLはまだまだ奥が深いし・・。圧縮機能とか、対象圧縮ファイルの種類の拡大ということも今後は考えたいですが、今一番興味を持っているのはドラッグアンドドロップでのファイル確定と右クリック時のメニューへの挿入でしょうか。実は今回作成の品は、ほとんど新しいテクニックを使っていなかったりします。


 圧縮解凍機能ってPCの中では極めて基本的なものなので、今までに作成してきたものとの合本(?)なんていうのも考えられそうです。ランチャーに圧縮・解凍機能を持たせるというのは普通っぽいけど、例えばウェブ上の圧縮ファイルをダウンロードする際に同時に解凍しちゃっても良いかなぁとか、逆にメールソフトで添付ファイルを指定した際にはデフォルト圧縮してから送付にしたら楽かなぁなどと、訳の分からん妄想に耽っています。目が限界に近づいてきたので、この辺で失礼をば。







クロネコヤマト系列であることが必然。




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