2004年12月分バックナンバー





勝負服と




12月4日(土)

 散々苦労した挙句になんとかカーナビを装着することが出来ました。もともと、純正ナビではなく市販のナビを付けたかったので、ラジオすら付いてない状態でクルマを購入したのですが、これだとナビを付けるのにはオーディオパネルだのスペーサーだのといった部品をトヨタから購入する必要があるようです。


 ディーラーの手違いなどもあり、あわあわしまくりましたが、パナソニックのSTRADA930MDなるハードディスクタイプのナビが無事に、しかもキレイに取り付けできました。ビーコンも付け、ついでになぜかスピーカーもcarrozzeriaのTS-C017Aなるスピーカーにして、一気にオーディオ車として生まれ変わりました。危うく、唯一の荷物置き場にウーファーを積むところでした。


 たぶん、クルマ選びを間違えとるとです・・。



12月11日(土)

 ひょんなことから通販でブリックパックを購入することになりました。らくのうマザーズという熊本の牧場で作っているカフェオレなのですが(実は、牛乳単体はキライなので飲めません)、家に届いてみてふと思い至りました。一人暮らしなのに、保存があまり利かないと思われる乳製品なのに、家の冷蔵庫はホテルのそれのサイズなのに・・。ブリックパックは24個来ました。


ただいま、我が家ではリアルウメッシュ状態です(古すぎる)。



12月12日(日)

 本日は朝っぱらから都内某所にて試験を受けてまいりました。ビジネス実務法務検定試験なるそれは、民法だの商法だのといった内容のテストです。ま、もっとも3級なんですけどね。思わずテスト勉強ということで張り切ってしまい、チェックペン緑の下敷きを買ってしまいました。完全に形から入るタイプです。


 必勝ハチマキと白装束と脇差にざんぎりアタマで行こうかと思ったのですが、廃刀令が出ていたことを思い出してやめました。遵法、遵法。僕はこれからも士族の商法で頑張っていこうと思います。低姿勢な傲慢。臆病な自尊心と尊大な羞恥心。がぉー(←むちゃくちゃな終わり方でスミマセン)。



12月13日(月)

 昨日はテストを終えて家に帰ると、ふと部屋を片付けたくなりました。もともと片付けは大の苦手なので、この気まぐれカプリシャスを利用しない手はありません。時節的にも良い頃合だということで、ゴミ袋を取り出してきて捨てるモノを詰め始めました。ここで問題となるのが、「捨てるモノ」の基準。


 最初はまっとうに「不要なモノ」を捨てるモノとし、「あれば便利なモノ」は此岸としていたのですけどねぇ。そこはテスト明けの開放感に彩られ、徐々に「あれば便利なモノ」も彼岸に行ってしまいました。最後の方は、冬に夏服なぞ要らん!と冷静な判断がまったく下せない状況。


結局、ひと部屋から大きなゴミ袋4つ分+PC+雑誌が出て行きました。いま、激しく後悔しています。



12月19日(日)

 近くの酒屋に寄ったら、お気にのワインを発見。ずっと探していたけれども見つけられなかったワイン。カルトノワールなるそやつは、今年の2月以来の再会。いやー、あの時はハマっていて一回にまとめて10本とか購入していたんですけどねぇ。いつの間にやら店頭から消えてしまって・・(誰かが買い占めたのかな?)。


 興奮しながら、取りあえず3本ほど購入しました。店頭には6本ほどしかなかったけど。売り場には「お待たせのカルトノワール。ようやっと入荷」みたいなコトが書いてあったので、さすがにあるモノすべてを購入するのは、僅かに残る良心が許しませんでした。つか、わしはもうこのワインをで買うべきではないかという激しい葛藤。


 ワインの味わいなど体調などにも寄ること甚だしいので良く分かりませんが、いま飲んでみたところベリー(江戸時代末期に黒船でやってきた人ではありません)の感覚が強いような気がしました。いま飲んでるのは2002年のものですが、今年の初めに飲んでいたのは前の年のものだったのかなぁ?でも、いずれにしてもひどく美味しい。


ということで、一本空けました。明日、会社に行けるかな?



12月22日(水)

 大学時代の友人達とひさびさに会ってお酒を飲んだ。その前日にも軽い入浴(もしくは著しい行水)程度にワインを飲んでいたのだが、飲み始めたらそんなことを忘れてけっこう飲んでしまった。忘れる程度であれば、さほど重要な問題ではないのだろうと思っていたのだが、あとで冷静に考えてみると単に酔っているだけという可能性も捨てきれない。


てへっ。


 ワイン1本を作るのに必要となる葡萄は1s程度だそうです。農林水産賞の発表によれば、2004年10月における米の1人当たり消費量は4.9s。月5本でドローか・・、果物としての葡萄の消費も考慮するとかなり微妙なライン。頑張れ米、主食の座を葡萄に明け渡さないでくれ!古式床しき日本人の心を守ってくれ。


 ちなみに米1合で150gなので、毎日の消費量は1合弱。追加情報として、年間を通じて米の消費量が落ちるのは7〜8月。逆に消費量が高いのは、11〜1月。気温と関係しそうですね。そばやそうめんなどと反比例の関係にあるのかもしれません。なんて雑調査をしても、原日本人信仰に対する揺らぎは修復されることはなく・・(←トラベルミンも効かない)。


はっ、日本酒飲めば良いんだ!



12月23日(木)

 明日は会社を休むことにしているので、なにげなく4連休の初日。さりげなく昨日飲みすぎましたが、それはそれとて本日は東京国際フォーラムにて開催されている「人体の不思議展」を見に行ってきました。ちなみに「不思議」とは「不可思議」とも言い、「思議すべからず」つまり理会出来ないことを言うようです。理会とは深い道理を知ることのことで、仏道の香りがしてきます。


 人体の不思議展では、ホンモノの人体をプラストミックなる技術で保存して展示してあります。簡単に言えば、死体です。しかも大半は輪切りにされたりして、大変なことになっています。つか、あんなにザクザク切り刻んでいる作業シーンは、いかに高邁な理念の下に執り行われていようとも、単なるマッドサイエンティスト集団にしか見えないだろうなと毒気に当てられた頭でぼんやり考えてしまいました。


しばらく白子は食べません。



12月25日(土)

 世の中がキリスト教チックになっていることへのさりげない反発として、仏教に走ったろうとCD屋さんに読経のCDを購入しに行きました。どこのコーナーにあるのか分からず、レジの店員に「お経のCDあります?」と恥ずかしいのでやや小さめの声で聞く。聞いた店員も分からず、別の詳しい店員さんが出てきて説明してくれたところによれば売り切れとのこと。


 ところがこの詳しい店員さんノリノリで「宗派はどこです?」などと聞いてくる。デカい声で聞いてくるわ、レジに並んでいる人が「なにごとぞ」とみんなこっちを見ているわで、かなり赤面。注文しても時間がかかると思われるので、家に帰り般若心経と観音経のものをAmazonで購入しました。だが、この高ぶった情熱は冷めやらずに、ネットで般若心経探し→成功。


 いまは、中国生まれの日本育ちつながりーなどとバカなことを言って、カレーを食べながら読経のMP3ファイルを聞いています。非常に落ち着きます。ひとつ残念なことに、隣の部屋が妙に騒がしいのですが、致し方ありません。そりゃあ、突然夜に読経の声が聞こえてきたら、誰かに電話のひとつも掛けたくなるものでしょう。気持ちは痛いほど良く分かります。うんうん。


 ちなみにCDを手に入れたら、夜にオープンカーで読経サウンドを響き渡らせながら、青山周辺を走りたいと思います。なにかを連れて帰ってきちゃうかもしれません。二重の意味で危ないです。



12月26日(日)

 昨日のカレーに続き、昼はラーメンを、夜は麻婆豆腐を自炊しました。どちらも小さめに切った豚肉とにんにくの芽と大量の万能ねぎそして卵を溶いて入れました。美味ながらも、おそらく栄養価が高すぎたのだと思います。ただいま、燃えるようにカラダがいです。この寒空の下、窓開けてます・・。また、本人は気づきませんが、空気清浄機のクリーンサインは赤ランプです。相当、匂っている模様です。


以上、現場からお伝えいたしました。









菖蒲湯はまったく異なる概念です。



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