2007年2月分バックナンバー





目をつけたアーティストが必ずブレイクするという





2月2日(金)

 先週、無為に過ぎていく生活にやりきれないものを感じて、なにかデカいことをしてやるゼと朝は4時半に目を覚ました。海が俺を呼んでいると、ほとんど上級生に呼び出しをくらった下級生のように家を飛び出し、早朝夜間割引の効く高速道路をひた走り、到着したは三崎。あたりを見渡せばそこは朝市真っ只中。なぜにこんな朝早くから人でごった返しているのだろう?不思議でならない。


 取りあえず、挨拶代わりにマグロを購入。調子に乗って三浦大根だとか、趣旨の違う聖護院大根を購入。ふと目に入ったお兄さんが2箱1000円のワカサギ(体長20センチ×25尾)を3箱1000円で良いと言い出したので、これまた購入。グレープフルーツだのたらの芽だの目的不明のものまで色々買ってしまった(ともすれば、洋服まで売っていたのだが・・)。デカいことをするはずが、ただのお買い物に成り下がってしまった感は否めないが、まあ良い。


 市場内で販売されていたマグロ天ぷらそばという極めていかがわしい、しかし意外と、いやホントに意外と美味しい品にも出会ってしまった。帰ってきて買ったマグロを食べたら、これがまた絶品。ワカサギも1尾あたりにすると13円というほとんどうまい棒と変わらない金額にも関わらず、てんぷらにしたら最高。食べきれないので、南蛮漬けまで作って愉しんでしまった。まぁ、うまい棒も相当うまいけど。ワカサギもうまい。朝市めぐりはお勧めかも。



2月12日(日)

 家からクルマで20〜30分のところに美味しい蕎麦屋があるのだが、昼ごはんを食べにそこに行ってきました。個人商店が数店寄り集まった○○ショッピングセンターと名づけられた一角にポツンと佇む蕎麦屋。まったく美味しそうな雰囲気が漂わない。隣りはクリーニング屋だったかもしれん。なんだか薬剤が垂れ流されたりして、水質の汚濁が気になる(そんな事実はないと思うが・・)立地条件。


 ところが食べてみると、これが美味い。蕎麦がしっかりとしていて、キリっと冷えて引き締まっている。噛むと口の中に蕎麦の味と香りが骨太に充満する。一品モノで頼んだ地鶏の山椒焼きもまた脂が乗っていて美味しい。そのままでも塩味がきいているのが、ほんの少し醤油をつけてみてもこれがまた香ばしくて絶品。クルマで行っていなければ、お酒もそれなりに置いてあるので楽しめるのだが、今回は断酒。いやー、満足。蕎麦、美味い。



2月24日(土)

 CHICAGOなるミュージカルを見に行った。もともとミュージカルなんて子供の時以来見てこなかったが、今回は洋物。風の便りに、洋物ミュージカルを日本でやる時には字幕が出るとは聞いていたのだが、ホントに出た。よくよく考えると、リアルタイムな進行にうまいタイミングで字幕を出すのはちょっと大変そう。誰かがボタンを押すと次の字幕に移るのだとすると、間違えが起きそうだ。かといって、あらかじめセットすると僅かなズレが徐々に広がりそうだ。


 あらかじめセットしておいて、シーンごとくらいで手動で調整を入れられるようにしておくのが一番現実的かなぁなどと、余計なことを考えてしまった。確かめるためには、劇中に舞台に上がったりして無理やり中断させてしまえば分かるかと思ったが、舞台に上がるとそもそも字幕が見えないからダメだなと気づく。いやいや、なんか、それ以前にダメなことが2つ3つある気もする・・。


 舞台は大変面白かったです。キレイに騙されたシーンもありましたが、なにより演者の声量の凄いこと。いやはや驚き。来月も舞台を見に行く予定です。







極めて平均的日本人の感性。




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