6月分バックナンバー


インド風カレーって言葉、おかしくない?


6月2日(水)

 人の名前を間違えて覚えてしまうことがある。とても失礼なことであるので、出来うる限り避けたい状況なのであるが、開き直れるのであれば、こちらだって間違えたくて間違えているわけではない。こんなオレを作り出しちまった社会が悪いんだよ。この資本主義社会がよっ!(←責任転嫁)


 友人・知人間ですら名前を間違えてしまう私なので、有名人の名前においては頻発。もはやとりとめのない、独創的なクリエイティブの世界に入り込んでしまっている感がある。思い込み人生爆走中


 この間、始めて気づいたのは十朱幸代。私はずっと十朱文代だと思っていた。なんで間違えて覚えたんだろうとずっと考え込んで分かったのだが、私はその昔において十朱幸代マッハ文朱は同一人物だと思っていた。その第一の誤解が、第二の名前の取り違えへと発展したものらしい。女優のときは十朱姓で、リングに昇ればマッハ文朱というのは誤りです。気をつけましょう。


 もう少し違った点で言うと、木村拓也(←字、あってるのか?)。彼が出始めた当初において、世の人々から「キムタク」と呼称されるの聞くに及び、なにをどう勘違いしたのか「KM」タクシーのことを呼んでいるんだと思っていた。あの「平和タクシー」のライバル会社(たぶん)。ついでそのまま曲解の世界に入り込み、韓国系の人たちで成立しているタクシー会社なのかなとかって勝手に思っていた。


まちがっとる。



6月5日(土)

 もともと健康にはまったくもって自信のない私であるが、虚弱とはいえ病弱であるとは一概に言えない。鯨が魚でないのと同様に、貧弱と惰弱は異なる。そして病は気から始まるものであれば、性根の腐った性悪は明らかに病名であると言えるのかもしれない。少なくとも第一期


 なわけで、久しぶりに寝込んでみました。今までに経験したこともないほどの激しい頭痛と、腹痛、めまいが症状です。頭痛にいたっては通常は鈍痛かと思いますが、なんだか時折殴られたような痛みが走ります。なんだ、これは?脳溢血とかだったらやだなぁ。


そして困ったことにまだ完治してなかったりします。さすがに感知。


痛っ!



6月6日(日)

 あー、なんか懐かしくて落ち着く数字の日だというのはさておき。もしくは中学、高校(もちろん別採番)と私の出席番号が6番だったというのも、ひとまず置いておき。しかもクラスは6組だったりなんかして。あげく大学受験の時の受験番号が666なんていう奇譚もありますが。


で、わし


 先週から壊れていたカラダですが、どうやらようやっと元に戻りつつあるようです。このくらいの薄い崩壊度合いであれば、精神との整合性が取れていて具合が良いというものです。軽いめまいと、中程度の吐き気。変化のない平凡なる日常からの逸脱を楽しむには、もってこいです。


 と、同時に食欲も爆裂復活。さすがに作る気力はないので、昼夜ともに外で食べた。昼は中華料理。夜は台湾料理(←特殊な政治的思想による裏づけなし)。病みあがりのくせに、っこい!しかも昼においては、五目ソバと餃子と杏仁豆腐。夜はちょっと控えて、五目チャーハンと愛玉。


 さすがに昼は食べ過ぎたらしく、お会計を済ませて外に出た瞬間に戻しました。やはりまだ胃の調子は戻っていなかったようです。明らかに無理強いされた胃のレジスタンス行為であると断ぜざるを得ません。その昔、同様に病みあがり時にキムチクッパを食べようとして失敗した事件を思い出しました。


はぁー。進歩ねー。



6月12日(土)

 先日ビデオを見ました。「不思議の海のナディア」。かなり昔、私が中学生ぐらいであった時分に、NHKにて放映されていたテレビアニメです。NHKにてテレビアニメを放映していたということ自体が、けっこう珍しいのではないかと思いますが(ニールの冒険とかもそうでしたっけ?)、このナディアはさらに違う。


人がよく死ぬ


 ガイナックスというエヴァンゲリオンを作ったところが一枚噛んでいるらしく、けっこうコアなストーリー展開が楽しめる作品なのですが、なんだかよく人が死んでいきます。ノルウェイの森とまでは言いませんが、NHKとは思えない物語進行です。その当時は5時半くらいからやっていた気がしますが、これを見ている途中(5時50分?)で塾に行かなくてはならなかったので、中途半端にしか見てませんでした。


 で、この間レンタルビデオ屋さんで見つけたので思わず借りてしまいました。3巻。でも、全10巻だったりして。いつの日か見終わる時がホントに来るのか?1巻の中に4話が入っており、1話が30分なので全20時間。3巻見るのもけっこう辛いものがあったんですけどね。あげくその後でもう1回ビデオ屋さんに行ったら、なぜか4巻だけが貸し出し中。返してくれ


 人間の生と死をその当時考えるきっかけとなった作品です。集団のために自己犠牲を選択するも、その土壇場になって「死にたくない」と悲壮な声にて叫んだクルーの声がいまだに耳に焼きついて離れません。ご興味を抱かれた方は、ぜひとも借りてみてください。あ、でも4巻は借りないで



6月16日(水)

 なんとなく目の前の雑務にかまけて、本を読まなくなってはや1ヶ月が経過してしまった。いかん、いかん。私の信念のひとつに「人間、本を読まなくなったらバカ化が進む」というものがある。そして間違いなくいまの私はバカ道まっしぐら。


 そんな中、出張命令が一泊二日ながらも出たので、なんとか一冊本を読みました。旅に出ると必ず読んでしまう推理小説。しかも今回は1ヶ月ぶりの一冊とあって、リハビリの意味も込めて綾辻行人で攻めてみました。なかなかに面白くて良かったです。一泊二日といっても、夜に出発して昼には戻ってきていたのですが、なんとか読み終わりました。


 出張といっても内容は研修の講師だったのですが、出番が10時半からだったため、思わず研修所の宿泊施設の中で早朝から読書に励んでしまいました。危うくジョギングなどといった健康路線にまで手を出しそうになりましたが、すんでのところで思いとどまりました。「筋肉と頭脳は反比例する」これも私の抱く妄想のひとつです。


 でも研修所でののんびりライフが1週間も続けば、平和ボケして筋トレしたり(←似合わん)といった暴挙に出ていたに違いありません。はてさて、どちらが望ましいのやら。



6月17日(木)

 この間マウスパッドを購入しました。もともと私はマウスパッドに対する思い入れが薄く、あるだけ邪魔なんじゃねーかというくらいにクールさ加減大旋風な人間だったのですが、このマウスパッドには魂を抜かれるほど惹かれてしまいました。なんと言ってもコンセプトがしっかりしているのと、造りが本格的なのが良い。それは、


畳マウスパッド


 その名の通り、畳で出来ているマウスパッド。ホームページを見て回っている時に発見したのですが、完全に一目ボレ。一目会ったその時から、私の心はあなたにくびったけ。寝ても覚めても、心の中を飛び交うのはあなたの顔。あぁ、畳。井草の芳しき豊穣なる香り。そしてその目に優しげな緑。


 完全に虜になってしまい、この間ついに秋葉原を駆け巡ったあげくに入手しました。価格は2,000円にして、本格的な畳でした。これが使ってみると秀作。使いやすいったら、ありゃしない。会社にて使用しているのですが、もはや手放せません。また社内での評判も「殿様みたい」と上々(?)。


 一点、苦言を労するとするのなら私の入手した畳は、あまり井草の香りがしなかったこと。これは畳がそもそも小さいからなのか、秋葉原という地での入手が良くなかったのかは分かりませんが・・。それを差し引いてもこれは最近でNO.1のヒット商品です。ちなみに畳の縁の柄はかなりの種類があるらしく、選択可能になっています。ぜひともお試しあれ。



6月19日(土)

 今週は茨城の方に研修講師として、2日ほど行ってきたのですが、帰ってきたらショックな出来事発生。というか、言うなれば発声事項。いや、むしろ悲鳴事態。それはメールのチェックをしようとパソコンに電源を入れた時のこと、


HDD壊れてる


 最近のHDDの寿命は3年などという人もいますが、ついにクラッシュしてしまったみたいです。もともとはアプティバ745という概念の中に包含されていたもので、私の使用期間が3年半ですので、頑張ってくれたと言うべきかもしれませんが、なかなかに辛いものです。いままでに溜め込んだもののが、急にアクセス不能になりました。


 パソコンに関してはアプティバが使いづらく感じるようになって自作を行い、その時にHDDをアプティバから移植し、かつもっと容量の大きいHDDをプライマリに持ってきていたので、クラッシュしたHDDをBIOS設定時に外してあげれば普通に立ち上がったのですが。そういう問題ではなくて・・。


あー、もうちょいいじって見ようかな(←諦め、わるし)。



6月22日(火)

 この間の日曜日にゴルフの打ちっぱなしに行ったのだが、体力もないくせに妙に頑張って打ち込んでみたら、着実にカラダにその悪影響が現れている。右肘が痛いのは、たぶん大地を叩きつけた際の名誉の負傷というヤツだろうと思われる。やるな地球!という感じである。重みを感じたってところか。人の命なんてものよりもはるかに重い気がする。


 それとは別件にて、全身に現れているのが筋肉痛。はぁ。しかも恐ろしいことに日曜に練習して、月曜の朝起きても筋肉痛が来てませんでした。「うぉー、ついに来てないトコまで行っちまったぜー」などと訳の分からんことを大騒ぎしていたのですが、その日の午前中くらいから来てました。筋肉痛は、寝てる間にだけ来るものではないようです。


筋肉痛遅延。


いま現在も、まったく回復の光明が見えて来ず。


それはまるでナベ底のように。底を打て(右肘注意の上で)。



6月27日(土)

 ようやっと土日がやってきた。もうやって来ないかと思われた休みの日が。


はー、幸せ。


 なんだか最近会社において行われる打合わせの時間が、1回あたり8時間くらいになってきています。人間の集中力は30分しかもたないなどといいますが、集中力以前に体力がもちません。1回なんて13時間連続で打合わせをしたこともあります。もはやビックリ人間の様相を呈しておりますが。


 そんなグチはさておき、本日朝から歯医者に赴き、そのあとビデオ屋さんにて「ふしぎの海のナディア」の残りを全て借りてきました。して、いま見終わりました。全39回とあって、なんだか途中に中ダルミの感もなくはなかったですが、面白かったです。この間、この日記に書いた死んでいくクルー(フェイト)の話はリアルタイムで見ていたのですが、今回始めて最終回の皇帝ネオのエピソードを見ました。


 これもなかなかに凄かったです。あげく劇場版まで借りてきてしまいましたが、これがやり過ぎなのは火を見るより明らかと言うことで。皆さんも、お気をつけあれ。なんだか主人公たちの顔がタマに変わるのは、セル画を書いてる人がコロコロと変わっているということなのでしょうか?マレにアメコミみたいな絵を楽しめるのも、それはそれでダブルチャンス。



6月27日(日)

 最近、ファミリーレストラン憑いてます。なんだファミリーレストランなんてお気軽極楽天国なだけじゃねーかというご意見もあるかもしれませんが、以前に比べるとファミリーレストランも色々になった気がします。まあ、多種目・多志向になったのはかなり昔からだったりするので、いまさらですが。


 前置きは前に置き、私が言いたいのはスカイラークグリル。すかいらーくはいろんな部門に枝分かれしていますが、私が思うにグリルはしっかりした洋食を食べれるお店。食に重点を置いていると思われます。余談ですが、すかいらーくガーデンズはおしゃれ志向なのでしょうが、お茶だけ飲んでろ(?)というのはあまりと言えばあまりです。私はデザートがなくて、ファミレスをハシゴした経験があります。


 で、このグリルにおいて特にお勧めしたいのが「オムライス」。上からビーフシチューを掛けられたこの作品に文句の言いようなし。でも本当のことを言うと、昔からこのグリルに行ったときにはオムライスしか頼んでないので、このオムライスがグリルの中においてどのような位置を占めるものであるのか判断つきません。


ついでにセットとかにしてしまうと、かなりきちんとしたサラダまで付いてデザートも付いてしまう。


うーん、憑依(←ウソ)。



6月29日(火)

 時々思うのだが、現在やっている仕事に対して嫌気がさす時がないだろうか?私の仕事は完全に事務職であり、会議だの研修だのということを除いては外に出ることはほとんどない。しかも電話をかける相手もかかって来る相手も99%社内の、しかも85%はほとんど同じ人間とばかりである。


 これは非常に面白みに欠ける。もともと飽きっぽさをもって人間というものは、進化・発展を重ねてきたのだ。私はだいたい人付き合いにおいては、半年にて飽きる傾向にある。これが短いのか、長いのかは分からない。


 話を戻すと、こういう仕事をしているとなにかこう外に出てカラダを思いっきり動かす仕事をしてみたくなる。がぁーっと働いて、7時にはビールを飲んで明日に備えて死んだように眠る。なんだか人間的な生活に思えてならない。少なくとも朝から晩まで電卓を叩いて、気がついたら夜になっていてその日が晴れだったのか雨だったのかも分からない(ひどい事に職場に食堂さえある)なんて、自然の法則からは逸脱していると思う。


 で、私のやりたい仕事は穴を掘り続けるということだったりする。すんげーやりたい。核シェルターを埋めるための穴でも良い。なんでも良いから、とにかく掘りたい。ちなみに以前には、クマザサを刈りたい欲に見舞われたこともある。この時にはどうにも我慢がならなくなって、鎌をもってクマザサを刈った。気がつくと黄昏の中ひとり50メーターほど道を作り出していたことがある。


あー、掘りてー。







つづく


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